淋病の潜伏期間は?

潜伏期間とは、病原菌(病気の原因となる菌やウイルスのこと。淋病なら淋菌)に感染してから、体に症状が出るまでの期間のことをいいます。

たとえ病原菌に感染しても、症状は感染直後に出るわけでなく、一定の潜伏期間を経てから出るのが一般的です。 ちなみに、毎年大流行するインフルエンザの潜伏期間は約2日間です。

では淋病の場合、潜伏期間はどれくらいなのでしょうか。

・男性は2~7日間

まずは男性からです。一般的に、男性では淋病に感染してから2~7日後に初期症状があらわれると言われています。 つまり、潜伏期間は2~7日間というわけです。

この潜伏期間を過ぎると淋病の初期症状があらわれ、尿道から膿が出たり、強い排尿痛や、尿道のかゆみなどを感じるようになります。

・女性は特定できない

一方、女性は淋病に感染すると、おりものが増えたり、不正出血が出ることもありますが、まったく初期症状が出ない場合がほとんどです。 男性のようにわかりやすい初期症状が出ないため、潜伏期間を調べることが難しく、約何日間とは特定できません。

潜伏期間を過ぎれば安心できるの?

女性では特定が難しい潜伏期間ですが、男性の場合、潜伏期間を過ぎても症状が出なければ、「淋病に感染していない」と言えるのでしょうか。

・潜伏期間を過ぎても安心できない

2~7日という潜伏期間はあくまでも目安で、当然個人差があります。 1カ月後に症状があらわれるケースもあり得ます。潜伏期間の特定が難しい女性も同様です。 数カ月、数年過ぎて何もないからといって、安心はできません。

「だいぶ前に感染していた淋病が、いつのまにか卵管を詰まらせてしまい不妊症を引き起こしていた」というケースも実際にあります。

潜伏期間や症状のあるなしで、淋病に感染しているかどうかを判断するのは非常に危険です。

・感染の有無は検査で判断する

感染の不安が場合は、きちんと検査を受けるようにしてください。 淋病の検査は、女性なら婦人科、男性なら泌尿器科で受けるのが一般的です。病院での検査に抵抗がある場合は、検査キットを使って受けることも可能です。 検査はより正確な結果を得るために、感染の疑いがあった日から2~3日後に受けるようにしてください。

また、潜伏期間中でも淋病は体内にいるため、性行為で相手にうつしてしまうリスクがあります。 検査を受けて感染していないことが分かるまで、性行為は控えるようにしてください。

淋病の潜伏期間は男性で2~7日間程度、女性は特定が難しいです。 潜伏期間はあくまでも目安のため、「潜伏期間をすぎて症状が出なければ感染していない」とは言えません。 少しでも不安がある場合は、検査を受けるようにしてください。